✨諦めなかった飼い主が犬と繋がった時に見える世界✨
空羽はペットショップから迎えた
ビビリなコーギー、10歳の男の子です。
かおり先生に初めてお会いしたのは
空羽が8歳の時でした。
車から降りて歩いた時、
『砲丸投げ歩き❕』とかおり先生。
そうなんです…
空羽が私の周りをぐるりと回って、
引っ張られて散歩されている状態でした。
初めてのレッスンで歩きに変化があり、
目をキラキラさせて歩く空羽と初めて繋がった
日のことは今でも忘れません。
そして何回か他犬とのレッスンも重ねていきました。
犬が苦手な空羽は、群れを作って行うパックコントロールの時いつも出入り口付近に行き、
「早く帰ろうよ」という目をしていました。
他の子たちは楽しそうに遊んでいるのに、
空羽はいつもひとりでした。
そんな時かおり先生は、
「犬たちの中に飼い主が入ってごらん」
「他の子たちを触って空羽も触って」
とアドバイスされました。
パックコントロールのたびに何度も何度もやりましたが、みんなの中に入れずにいる空羽を見ていると心が折れそうになりました。
それでも何回か参加していると、
今まで門番だった空羽がみんなの真ん中を
しれっとした顔をして歩いたのです。
他の飼い主さんも
「空羽が他の子のそばを歩いてたよね?」
とビックリされていました。
そこからは私から離れ、自分から犬の中へ入っていく空羽の姿が見られるようになりした。
かおり先生は、こういう日が来ることを分かっていらっしゃったのです。
ある時「多頭飼いは夢だよね〜」と家族で話していたところ、
偶然、先生とそのような話になり
2頭目『大河』を3ヶ月弱で鹿児島から迎えることになりました。
大河を迎える前から、空羽と大河、私へのアドバイスを電話やラインでいただきました。
大河は陽気で誰とでも遊びたい、しっぽ付きコーギー、現在10ヶ月の男の子。
迎えた日、空羽は小さな大河を見て
緊張のあまりヨダレを垂らしていました。
かおり先生のアドバイス通り
『毎日がパックコントロール🎵』
を実践したところ、夜は必ず大河を見てから自分のクレートに行って眠るようになりました。
今まで他犬とはやったことのない
『おもちゃの引っ張りっこ』までやるようになり、
その動画をかおり先生に送信したところ
かなりびっくりされて喜びの電話をくださいました。
その後、他犬に『遊びを誘うステップ』を踏んだりと空羽の成長が素晴らしいです。
10歳の子も成長するのです。
もちろん早くからレッスンを始めるのが良いとは思いますが、何歳からでも犬も飼い主も成長できるのです。
空羽だけではありません。
大河もパピーの頃から犬社会のルールを他犬から学び、心も体も大きく成長しています。
飼い主が諦めたら、すぐそこに見える素晴らしい世界があるのに、それを感じることなく終わってしまいます。
これからも犬に伝えきれなくて心が折れることもあると思いますが、それを乗り越えた時、次はどんな世界が見えるのかを楽しみたいと思います。